今回は『CB400Fスイングアーム後端のチェーンアジャスターの加工』に挑戦します。シルバーに塗装だけでは味気ないので手を加えてみたいと思います。
実車のチェーンアジャスターはこちら↓
そして、こちらがキットのチェーンアジャスターです。
私のへたくそな塗装もあってリアリティがありません。少しでも実車に近づけられるようにしたいと思います。
切削
ランナーから取り外し後、不要部分をニッパーとヤスリを使用して切削していきます。まずは、アジャスターの調節ネジをニッパーでカットします。
調節ネジ部分をカット後、アジャスターの内側部分をヤスリで削ります。下の画像の赤い四角部分はスイングアームと面一になるように削ります。青い四角部分はさらに削ります。下の2枚目の画像の位置くらいまで削ります。目安としては0.5㎜厚くらいです。
次にアジャスターに穴あけ加工をします。0.9㎜のドリルをピンバイスを使い穴あけをしました。下の画像の赤丸の部分です。
アジャスターの成形
プラ板で先ほど削ったアジャスター部分を成形します。0.5㎜のプラ板を使用しました。
下の画像のものは穴あけ→カット→ヤスリの順で成形しました。穴径は左が1.7㎜、右が0.9㎜です。
これらをスイングアーム部分に張り付けていきます。ネジと逆作用ピンセットを使用して接着します。
先端に四角に成形したプラ板を貼り付けます。接着剤乾燥後、ヤスリで形を整えます。
次に調節ネジが入る部分を穴あけ加工していきます。0.5㎜のドリルをピンバイスを使用して穴あけします。中心にまっすぐ穴をあけられるようにポンチで目印を付けます。
調節ネジの成形
調整ネジは虫ピンを使って成形します。用意したのはΦ0.5㎜の虫ピンです。これを切削して形を整えます。先端をルーターを使って側面と頭部分を削ります。私の場合はΦ1.2㎜くらいを目安に削りました。
それを短く切り出します。
次に調整ネジのナット部分を成形します。使用したのは1.0㎜の六角プラ棒です。これをナットほどの長さに切り出して中央に穴あけします。穴あけにかなり苦労しました。何とか中央に穴あけできました。これも
塗装
塗装をしていきます。①アジャスター加工をしたスイングアーム左右 ②調整ネジのナット部分、を塗装します。①②共にまずは全体をブラックで塗装します。①はブラック塗装後にスイングアーム部分をマスキングしてアジャスター部分をシルバーに塗装します。②はブラック塗装後にシルバーに塗装します。
組立て・完成
塗装後、アジャスター部分と調節ネジを組み立てます。ナットを調節ネジに通してからアジャスターに取り付けます。位置を決めて接着をしたら完成です。
今回は『アオシマ 1/12 ホンダ CB400F CB400FOUR ’74 ザ☆バイク03のチェーンアジャスター加工』に挑戦しました。プラ板の加工や塗装のマスキングンに苦労しました。若干ですが実車に近づけたのではないでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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